西川ありを「ひろげるの会」のご報告

2023年3月4日(土)14時より、
西川ありを「ひろげるの会」を開催しました。
2月18日に参加した「教育フォーラム」から、2週間しか経っておらず、続けての集まりに来ていただけるか、ずっと不安に思っていたのですが、ZOOM参加を含めると120名もの皆さんに集まっていただきました。本当にありがとうございます。

ご参加いただいた皆様、応援に駆けつけてくださりスピーチをいただいた皆様、
保育をしてくださったサポーターの皆様、手話通訳をしていただいたお二人、
一緒に準備をしてくださったスタッフの皆様に、心より感謝いたします。

議会も始まっており、準備時間も短い中、どのように決意を述べようか、
最後まで悩んでいましたが、当日は皆様の暖かい眼差しや応援のスピーチに、
(やっぱり天然の笑いを取ってしまったりしながら)
私の正直な気持ちや想いを伝えさせていただきました。

西川あり 決意表明 ~抜粋~

私、西川は、子育て支援活動を一生懸命してきました。
私自身の子どもが、3歳、1歳、0歳っていうときに、ワンオペの育児で、どうやってこの時期を過ごしていったらいいのか、ずっと悩みながら子育てしていました。

外に出ることで、いろんな方と出会うことができ、
「子連れでも社会参加しようよ!」と、子連れ情報誌を作ったり、親子コンサートを開催してきました。その思いが今も引き継がれていて、次の若い世代の仲間たちにも感謝を伝えたいと思っています。

いろんな悩みがあったときに、今この時代だけじゃない、この先があるっていうことを、私自身が身をもって伝えていたのかなと思います。

いま、この日本、大阪、八尾、 多数決で物事が決まっています。
民主主義は多数決で決めたらいけないんですね。
少数の意見の声をしっかりと聞いて、ちゃんとわだかまりを拭い取ってから、次の段階に行かなければいけないんです。

議会というのは二元代表制になっています。
行政の代表の首長が言うこと、市民の代表の議員がいる議会が言うこと、それは相互に話し合いをして、いいものを自治体として選択をしていくことが大事なんですが、数で押し切られてしまうと、議論する余地がなくなってしまいます。

やはり緊張感のある政治の中でどのように議論がされていくのかを、選んだ後もしっかり、権利として見届けていかなければ、「茶色の朝(著:フランク パヴロフ )」ではありませんけれども、いつ・どんな風に物事が決まったのかを知らずに、
私たちは流されていってしまうんじゃないかと、すごく危惧しています。

またそれは、子どもたちにも伝わってしまいます。
大きな力の側に、中に入っておけば、安全やと思ってしまったり、少数の人たちが「いつまでも我慢するしかないのかな」と思うような社会にはしたくないと思ってます。

我慢すると、抑圧が起こり自分より弱い人に暴力が向かいます。
セクハラ、マタハラ、パワハラ、体罰、いじめ、虐待…
そういった暴力をなくすためにも、みんなが安心できる社会をどう作るか、考えていきたい。

人によって、安心はそれぞれ違います。
それをいろんな人と話し合いながら、みんなの意見を聞いて安心できる社会。
私が教えるんじゃなくて、みんなで作っていける、そんな社会を作っていきたいなと思っています。

まだまだやり残したことや、これからやりたいことをやり遂げるためにも、ぜひ、西川ありに力を貸していただけたらと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。