私が子育てを始めた20数年前、
世間では「公園デビュー」という言葉が注目され、子どもの遊びより、
母親同士の関係づくりから始めなければ安心できなかったのを覚えています。

「3歳児神話」が語られ、母親が子育てをすべて背負わなければと思い込み、
助けを求められずに「孤育て」になっていきました。
自分の子育ての不安が子どもに怒りとなって向かってしまうと、
虐待をしているのではと思い、さらに苦しくなっていました。

そんな時、同じ不安や悩みを持つ仲間との出会いから子育て支援グループを結成。  市民活動への最初の一歩となりました。
それから20年余り、子連れ情報誌<やんや>は、
地域に点として存在する親子を線で結びたい思いで発行を続けています。

CAP(子どもへのあらゆる暴力防止プログラム)の活動では、
「子どもの権利」、「女性の生き方」を考えるうち、
たくさんの出来事に無関心だった自分に気づき、
より広い視野を持ちたいといろいろな人と出会い語り、学んでいます。
現場で出会う子どもたちからも多くを学びました。

そんな活動も10年を迎える頃、
八尾市でのつどいの広場の運営に手を挙げるためにNPO法人KARALINを設立。
八尾市内で二カ所のつどいの広場の運営に関わり、多くの親子と出会ってきました。
ここでも、子育ての最前線の現場で、たくさんの声を聴いてきました。
そこから、居場所づくりの必要性を強く感じ、
女性や中高生の居場所づくりに取り組んでいます。

そして今までの経験や学びを活かして、
「なりたい自分になれ、未来をあきらめることなく、
挑戦し、理想を語れる社会を若い人たちに残す」
という、
おとなとしての責任を果たすために、
もう一歩前に進んでいきたいと思っています。