ひろがりサロン「立憲カフェ@八尾」レポート

2019年2月22日(金)19:00~

西川 あり /立憲民主党八尾市政対策委員長

かめいし倫子 /立憲民主党大阪府参議院選挙区第1総支部長

◎レポート:まめち

(なかなかまとめるのに時間がかかりました。つぎはぎで文体も統一されていませんが、ご容赦下さいませ。)

ゆるーい感じで始まった立憲カフェ@八尾
「あ!テーマカラーを忘れてた!」っと、
今日はお部屋で黄色いマフラーを取ったら、

ピンクのかめいしさんでした。
ありは、鮮やかなオレンジ色のテーマカラーで登場!
ありさん、いつもよりは緊張してなさそう…

◆テーマ①「加害者も社会からの暴力の被害者」

西川あり:ひどいDVを受け続けた女性が最後に男性を殺害する事件がある。アルバイトテロと言われる騒動もそうだけど、最後は加害者になってしまっているけど、そこに至るまでの、暴力を受けたり、社会や周りの大人から大切にされてこなかった子ども時代や、その背景にある被害性をすごく感じる事があります。

かめいし倫子:今まで刑事弁護人として仕事をしてきた。
私のお客さんは、犯罪を犯して捕まった人たち。いつもアクリル板の向こうにいる。
初めて面接に行くまでに、書類で罪状を読むと「とんでもない人だ。」っておもって、
どんな悪人かと思って、面談するけれど、最初に「罪状」から持ったイメージが、
打ち砕かれなかったことはない。

◆2人に質問コーナー

準備していた質問は三つ。
「私のこども時代」
「自尊感情について」
「不当な扱い」について

まずは子ども時代のお話。どちらも活発な子ども時代だった様子。
ありさんは、「わー、ありちゃんがきた!」っと恐れられるようなくらい元気なはっきり自分を持って出せる子どもだった。でも、いろんな場面で、いろんなおとなからそれを否定され、学校でも友人関係の中で頭を打つ経験から、意見を言わない黙りがちな人になったらしい。
一方、亀石さんは、とにかく「反抗的」な子どもで、ブルーハーツを聴くロック世代で、「こんな世の中くそくらえ!」的な世代。納得できない学校のルールは守らなかった。「白いソックス」が校則だったが、なんで色がついてたらいけないのかわからない。守らなかったら、竹刀でたたかれたというエピソードも飛び出し、会場からおどろきの声。

西川ありさんの所属するNPOで提供している「いじめ防止 RE:プログラム」というプログラム(学校の教室に入り、授業の中で実施している。)の中で、「不当な扱い」というキーワードで、自分の権利を奪われたと感じる『日常の中での不当な扱い』を受けた事がないか、中学生に聞く場面がある。多くの子どもたちが「受けた事がない」と言う。受けているけれど、自覚がないと言うのもある。

日本の子ども・若者の自尊感情が国際レベルで非常に低いことについて、亀石さんは、「ありさんからそれを聞いて、すごく驚いた。」と。
自分の事は好きでも、大事でもない若者達が、唯一、国際基準で比べて、他の国より高い数値が出た質問が「国の役に立ちたい。」という項目で、これにもおどろかれた亀石さん。「教育のせい?」と、ここで「民主主義」という本を紹介して下さいました。一人一人の価値と尊厳を守るための民主主義。でも今は、多数決が悪用されている。力の側が、あおって、対立させて、分断させる。考えないまま、力の側についてしまう。敵の思うつぼ。気をつけないといけない。少数意見にも正しい意見がある。打ち勝つためには、一人一人が政治に関心を持ち、勉強して賢くならなければいけないと書いてある。ほんとうにそう思う。と、亀石さん。ココのお話がすごくよかったなぁ。
今、この国の中に蔓延する全体主義的な空気を変えていかないと大変な事になるという亀石さんの言葉には、説得力がありました。

◆テーマ②「女性の政治参加について」

西川ありさんが、今日、亀石さんに聞いてみたいなと思っていたのは、
「民主主義」について。民主主義は多数決じゃない、というのを、
わかりやすく伝えたいと思っているから。
民主主義が多数決なら、声の大きい人や、早い者勝ちになってしまいがち。
それでは、いつまでも力の弱い数の少ないところの意見は、大事にされずに
みんなにとっての幸せが保障される社会は作れないと思っている。

女性が政治を語る事をタブーにしない。子どもたちのあこがれの職業の中に「政治家」ってでてきたらいいな〜っとありさん。
「ほんとに、そう思う。」と亀石さん。
育児や介護などの福祉や、子どもの教育など、これまで女性が関わってきた分野で、女性の視点で施策を作っていく事が必要だと思う。まずは女性の候補者を増やし、政治家を増やす。いろんなタイプの政治家がいて、ロールモデルになることで、職業の選択肢も増えると思う。この辺は、2人で意気投合し、話がもりあがり、会場も強くうなずいていました。しかしながら、女性が立候補する事への嫌がらせ等もあることも聞きました。

ここで、ありさんが普段関わっている、乳幼児の利用する「親子のつどいの広場」での、子どもたちのトラブルを止めちゃう話で、「感情」の話へ。
自分の感情を出す訓練ができていない今の若者に「ボトムアップの政治」って言ってもピンと来ない。教育は本当に大事。
平成も終わる。春、夏と「選挙の年」今しかない!

と、ここで会場からの質問。
「政治家を目指すチャレンジを決意してから、今日までの浮き沈みはどんな感じですか?」
亀石さんは昨年の9月に決めて、10月から活動している。メンタルめちゃくちゃ強いので、そんなに浮き沈みはないけど、仲間の弁護士が裁判に勝ったのを聞いたりすると、現実逃避しちゃって、弁護士の仕事に未練を感じる。でも、「ふざけんな!やれ!」って思うんだそうです。
ありさんは、ずっと前から、候補者をさがしていたけど、昨年の1月、誰も決意しないので、自分が決意したそうです。「本当に苦手な事をやり始めてしまった。でも、ひとりじゃ出来ない事、仲間の助けがあって、やれている。」んだそうです。

そして、会場からありさんのお連れあいから、最後の質問。
「もう、いままで、十分過ぎるくらいいろいろやっている。
なんで、わざわざ大変なことを選んでするのか?なんで政治家なのか?」
むっちゃくちゃ、応援してる夫さんですが、根本的に「なんで?」って、思うっていたのか、わかってるけど、みんなに聞いてもらうために、質問したのかどっちかなぁ?なんて思っていますが、、、、。
ありさん:いままでは、聴いて共感するだけだった。でも、課題の根本的な解決をしないと、また誰かが同じ事で困ったり悩んだりする。
ずっと、人の話を聴き続けているありさんだから、すごい実感こもってる。「また、この人もこれで悩んで困ってる。」って、思いながら、人と場所が変わって同じ話を聴いて、より添ってきたんですね、ありさん。そしてありさんは、決意したんですね。「困りごとが生まれないシステムにしないと!」と。「聴くだけでなく、どうして欲しかったか、なにが必要だったのか?をみんなと一緒に考えながら、切れ目のない支援の形をつくる、制度改善につなげるのは、行政や議会の仕事だと思う様になったから。」夫さん、納得。さらに応援するしかないですね!
亀石さんも同じ事を感じていたそうです。「いままでは司法の場で、一人一人のささやかでかけがえのない自由のために闘ってきた。例えば職業の自由。例えば養育費が払われない。例えば、奨学金が払えない、、、、。でも、司法の場でいくら画期的な裁判での勝利だったとしても、立法はかわらない。同じ事が繰り返される。今度は敵を変えて、やっぱりたたかっていく。」と。
良い質問に、お二人の強い想いを聴く事になりました。

あっという間の60分。最初に準備した質問やテーマが「多すぎる!」と困っていたありさんですが、まさかの30分でテーマトーク終了。あとは、会場を交えてやり取りしながらのいい時間になりました。
動画はこちらにアップしております!
ぜひ、ご覧下さい!
https://m.youtube.com/watch?v=riSlBMxRSKo&t=1s